いつも腹を立てている人の心理

世の中にはいつも腹を立てている人がいます。腹を立てる対象が他人に対して腹を立てるか、社会の仕組みに対して腹を立てるのかによって考え方が異なります。

他人に対していつも腹を立てている人

他人に対していつも腹を立てているのは、一言で言えば自分が常に正しいと考えているからです。

自分が常に正しいと考えることができるため、周りの人に腹を立てることができるのです。普通の人はいつも腹を立てるような事はありません。時折腹を立てることあったとしても、いつも腹を立てるという事はありえないのです。なぜなら常に自分が正しいと言う事はありえないことを理解しているからです。逆に言えば、いつも腹を立てている人は自分が常に正しいと言う考えにとらわれているのです。あたかも小さい子供が常に正しいと考えていることに似ています。いつも腹を立てているとは、もしかしたら自分が悪いかもしれないと言う立場に立てない人なのかもしれません。

世の中の仕組みに対して腹を立てている人

世の中の仕組みにいつも腹を立てている人は、物事の矛盾点に気づくのかもしれません。矛盾が解消されていないことが腹立たしく考えているのです。発想力が豊かなため自分なら解決できる矛盾点が解消されてないことに腹を立ているのかもしれません。もしかしたらものすごく才能豊かな人なのかもしれません。そのため世の中の仕組みにいつも腹を立てている人が、政治家や公務員になり発想力を生かすことで世の中を変える原動力になるのかもしれません。もしくは世の中の仕組みの矛盾点をつき、その矛盾を解消することを商売にすると言う企業家として成功するのかもしれません。

世の中の仕組みにいつも腹を立てる人の中には、物事を一面的にしか理解していないため、腹を立ているだけの人もいます。つまり自分の勉強不足、理解不足を知らないだけです。

腹を立てる対象

他人に対していつも腹を立てているのは、まだ世の中をしらない幼稚なだけかもしれません。自分のことを差し置いて他人に腹を立ててしまうのです。見方を変えると幸せな人なのかもしれません。何故なら自分が常に正しいと思えるからです。しかし腹を立てているだけなら良いですが、自分が常に正しいことを他人に強要するようになると大変です。いずれにしても距離を置く方が良いでしょう。

世の中の仕組みの矛盾に対していつも腹を立てているのは、矛盾点に気づくのかもしれません。しかしただの勉強不足で腹を立てているだけかもしれません。腹を立てている内容によりただの勉強不足か、鋭い指摘か見極める必要があります。勉強不足であれば教えてあげると良いかもしれません。鋭い指摘をする人であれば、将来世の中を変える人物になるかもしれません。

 

様々な情報が人々の行動を変える

様々な情報が人々の行動を変えています。
最近実感するのは病院を受診する際に前もって病気のことを調べてから受診される人が増えています。ということは受診するかどうか悩んだ際に自分で調べ、受診する必要がないと判断した人も大勢いると予測できます。少し前まではインターネットの情報は整理されていないため、間違った病名をあげられる方が多かったのですが、最近ではインターネットで事前に調べた方の多くが正しい病名をあげるようになりました。インターネット上の情報が整理されてきた証拠だと思います。その情報により人々の行動が変わります。

病院を受診されるのは本人が調べた結果必要があると判断した場合のみです。自分で調べて情報を取得し、放置しても大丈夫だと考えれば受診しない選択をしている可能性が高いと思います。
つまりインターネット上の情報により、受診する必要がなくなった方が一定数おられるはずです。これからもその数は急速に増えていくでしょう。
少し前までは病気のちょっとした情報を知るためだけに病院を受診していました。治療が必要かどうかわからないから、その情報を得るために病院を受診していたのです。今では受診が必要な病気か、放置しても大丈夫かの判断がある程度つくような情報を得ることができるようになっているのです。

この情報が人々の行動を変えるということは、弁護士さんの業界でも起こっていると思います。法律関連で具体的にどのようにすれば良いのかわからない場合、少し前まではお金を払って弁護士さんに相談するしかありませんでした。しかし今ではインターネットで検索することで似たような事例を探すことができるようになりました。似たような事例が見つからなければ弁護士さんに相談するしかないのは以前と同じですが、似たような事例を見つけることができれば弁護士さんへの相談する必要がなくなっているのです。これも情報が弁護士さんに相談するか相談しないかという行動を変えていると思います。

簡単な話でいえば、スーパーの特売などお得な情報です。あるものが特定の日・時間に安い値段で売られているという情報が、人々を集めます。特にお店の開店セールの情報で、多くの人が朝早くから集まります。

他のことでいえば、糖質回避病気を避ける理想の食べ方という情報が人々の食べ方という行動を変えます。そして世の中から病気を失くしています。既に数百人が糖質の食べ方を気を付けることで、薬がいらなくなっています。数百人が糖質回避という情報により、行動を変えています。

最先端の情報は塩分を控えることと、マルチビタミン剤を飲むことをお勧めします。
何らかの病気でお悩みでしたら、糖質を控えることはもちろん、塩分を控え、マルチビタミンを飲んでみてください。私はこの3つのパーツで多くの病気が治ると考えています。

情報の多くは抽象化された言葉です。
その言葉が人々の行動を変え、そして違う未来を切り開くのです。
私は様々な情報が人々の行動を変えるのは、魔法だと考えて良いと思います。
何故なら一言で人間は行動を変えることができるのです。
たった一言の情報で命が救われるかもしれないのです。
例えば『危ない!』の一言で立ち止まり、車に轢かれずに済むかもしれません。

人々の行動を変える情報を発信できるようになりたいと思います。

食生活を見直して血糖値改善SPが残念

食生活を見直して血糖値改善SPなる番組がありました。偶然見てみましたが、内容が残念なことになっていました。
糖質を食べることで上がる。糖質を食べなければ上がらない。という理屈を基本としながらも、少しずらして放送されていました。

血糖値に関して、血糖値を直接上げない脂質・タンパク質をカウントする点で無意味なカロリー説を元に、説明が組み立てられていました。
更に糖質だけ食べる場合と糖質以外のものと共に食べる場合(オカズから食べる)の血糖値の違いの説明もありませんでした。カロリー説では血糖値が上昇するはずのアイスクリームを二個食べても大して血糖値は上昇しません

更に太る理由がお肉の脂肪だとされていました。私は糖質依存により糖質の食べ過ぎにより太ると考えています。糖質依存無しで太る程お肉を食べ続けるお肉依存あるいは脂肪依存は考えにくいと思います。

血糖値において食事で意味があるのは糖質の量とタンパク質・脂質とのバランス・濃度です。糖質の量が多くてもタンパク質・脂質が多く含まれていれば吸収が邪魔されるので急激な血糖値の上昇が抑えられます。逆に糖質だけを食べてしまえば少量でも血糖値は急激に上昇します(参照:おにぎり1個の血糖値 ~血糖値持続測定~)。

どうやら私のように理屈で考えたことを実際に測定して理論の検証はされていないようです。

肝心の糖質を食べなければ血糖値の変動がないことは説明されませんでした。
糖質を食べなければ2型糖尿病でも治ることも説明はされませんでした。

糖質のことに触れないのでおかしな説明だなと思い、CMを見てみるとパン屋さんとハンバーガー屋さんのCMが流れました。
スポンサーに都合の良いことを説明してくれる先生を探してこられたようです。

最後のテロップも非常に残念でした。
身体の悩みに関する原因とそれに対する解決策の1つです。
事例により別の原因・学説があることをご承知ください。

真実は一つだと思います。
糖質が血糖値を上げる。
糖質以外は血糖値の上昇を邪魔してくれる。
血糖値を上げないためには糖質を控える。糖質を食べるなら糖質以外のものと共に食べる。小分けで食べる。詳しくは病気を避ける理想の食べ方をご参照ください。血糖値の上がりにくい食べ方と病気を避ける食べ方は同じです。血糖値の上昇が病気を引き起こしているからです。
糖質の正しい食べ方を伝えるべきだと私は思いますが、スポンサーの意向が優先されるようです。

色々な意味で残念な番組でした。

食欲は敵ではないから戦わない

以前食欲は敵ではない。食欲と戦っても勝てないに書きましたが食欲は人類の進化の歴史において命を繋いだ味方です。食欲が無ければ全ての生物は子孫を残すことなく死に絶えるでしょう。
しかし多くの人は食欲を敵だと誤解しているのです。その理由は食欲のせいで太ってしまっていると考えているからです。実際には食欲のせいで太っている訳ではありません。糖質依存禁断症状である強い空腹感のせいです。糖質依存の禁断症状として食欲が必要以上に増強されているのです。本来の空腹感は空腹を我慢してピークをこえた空腹感です。食べても食べなくても済むような空腹感です。本来の食欲はその程度にもかかわらず、糖質依存の禁断症状として強い空腹感を感じさせるのです。

本来の食欲は命をつなぐためのもので、人類の進化の歴史においてお腹が空くから命の危険をおかしてでも食料を確保してきたのです。食欲がなければ命の危険をおかしてまで食料を確保するようなことはしなかったでしょう。食べなければ死んでしまうから食べていたのです。命を繋ぐためであって、太る程食べることはありません。何故なら太ってしまうと他の肉食動物に食べられてしまったからです。太る程食べない仕組みが備わっていたはずです。太る程食べてしまった人は肉食動物から逃げ遅れて食べられてしまうことで子孫を今に残すことはできなかったでしょう。
しかし糖質依存に陥ると糖質の量を自己抑制できなくなるのです。満腹中枢が騙され、胃が物理的にいっぱいになるまで食べ続けてしまうのです。
つまり食欲が敵だと思ってしまうのは、糖質依存が原因です。
糖質を食べなければお腹が空かなくなります。少なくともピークをこえた空腹感しか感じなくなるのです。何故なら糖質依存から抜け出すことができるからです(参考:糖質依存の上手な抜け出し方)。

食欲と戦わない方法

食欲とは戦わない方法は簡単です。お腹いっぱい食べることです。ただし糖質以外のものでお腹を満たすことです。肉・魚・野菜でお腹を満たすことです。
食事時以外に小腹が空いた際には、ゆで卵・チーズ・ソーセージ・枝豆・ナッツ類などを食べることをお勧めします。
とにかくお腹いっぱいにしてしまいましょう。
それだけで食欲と戦う必要がなくなります。

糖質を控えていると食欲に襲われることがなくなるため、糖質依存から抜け出すまでの短い間です。食欲とは戦わず糖質以外の物を食べることでやり過ごすイメージです。食欲とは戦わず糖質以外の物をお腹いっぱい食べてやり過ごしましょう。

低血糖は糖質を食べるから?食べないから?

低血糖とは血液中のブドウ糖濃度である血糖値が下がってしまうことです。単純に考えれば糖の濃度なので、糖質を食べないと低血糖を生じるように考えてしまいがちです。確かに糖質を食べないと低血糖になると主張する人もいます。人によってはお腹が空いてくると手がしびれるという人までいました。
しかし現実には私のように糖質を食べるから低血糖を生じる人がいるのです(参照:私の不眠の原因は低血糖!不眠の原因は再び低血糖)。糖質を食べることで低血糖になる理屈を書いていきます。

糖質を食べない生活をすれば以下のグラフのように血糖値はほぼ一定です。

主食を食べない血糖値の推移を示したものです。

糖質を食べることで血糖値が急上昇し、上昇した血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。そのインスリンが効きすぎた状態が低血糖です。

睡眠時低血糖

私の睡眠時の低血糖は、昼間に糖質を食べた影響で過剰に分泌されたインスリンの影響が考えられます。

夜8時以後の血糖値が100mg/dlを切っているのもその前に食事に含まれた糖質の影響だと考えられます。
身体はもっと糖質を食べると期待したにも関わらず、糖質の量が身体が予想した量より少なかったため血糖値が必要以上に低下してしまうのです。

私は糖質依存状態ではないため食事をしなければ通常血糖値は下がりませんが、糖質を日頃から食べているといつもなら糖質を食べる時間にはあらかじめインスリンを分泌して血糖値を下げてしまうようです。血糖値が下がるためお腹が空くのです。糖質依存の糖質切れの状態のため、糖質を求め禁断症状である強い空腹感を引き起こすのです。

人類が糖質を好きなだけ食べることができるようになったのは、農耕がはじまってからなので数千年、余るほど食べることができるようになったのはここ数十年です。身体が急激な血糖値の上昇を繰り返すことに適応していないのです。更に人類の進化の歴史から考えると、食べ物を食べられるときに好きな時間に食べていたはずです。みんなで農耕をはじめたことからみんなでそろって食べるようになったに過ぎません。みんなが同じ生活リズムをするために2食あるいは3食で食事をするようになったのです。人類の共通祖先であるお猿さんが2食あるいは3食しか食べないという話は聞いたことがありません。お腹が空けば食料を見つけて食べるし、満腹になれば食料は探さず食べないだけだと思います。絶えず少しずつ食べる生活の中で進化してきたと私は思います。にも関わらず人間は社会生活をおくるために2食あるいは3食という食生活を選択しているに過ぎません。その上糖質を大量に食べることで低血糖を引き起こしているのです。その低血糖が糖質依存の禁断症状を引き起こし、強い空腹感を感じさせるのです。

糖質を食べないから低血糖を生じるのではありません。人間をはじめ動物には血糖値を一定に保つ仕組みが備わっています。糖質を食べるから血糖値が急上昇し、下げようとする際に下げ過ぎた結果低血糖に陥るのです。

低血糖になるから糖質を食べなければというのは本末転倒なのです。
糖質を食べているから低血糖になって頭がぼうっとしてしまうのです。
ご参考まで。

抗生物質を処方しない医者の心理

患者さんと話をしていてわかったことですが、抗生物質を処方しない医者がいるようです。直接話をした訳ではありませんが、その心理を考えてみます。

明らかな細菌感染症であれば抗生物質は有効です。にも関わらず抗生物質を処方しないのは何らかの恐れあるいは目的があるはずです。その心理を考えてみます。

考えられることは二つです。一つは抗生物質を恐れていて処方しない。二つ目は抗生物質が必要ないと考えている。この二つしか考えられません。
(もしかしたら細菌感染症だと理解できないでいるのかもしれませんが・・・)

抗生物質を恐れて処方しないのは、何らかの副作用で困ったことがあったのかもしれません。恐れているのであれば処方しないことは仕方がありません。なかなか治りが悪ければ他院を受診する方が良いのかもしれません。

抗生物質が必要ないと考えているのは、治らなくても良いと考えているからだと思います。命に関わる感染症でなければ、抗生物質を使わなくてもいずれは治ります。そういう意味で抗生物質は必要ないと考えているのかもしれません。抗生物質に頼ってはいけないという患者さん教育をする医者もいます。一見患者さんのことを考えているように見えますが、その目的は違います。治さない方が通院回数が増えるため儲かるのです。抗生物質を使えば3・4日で治る病気でも、抗生物質を使わなければ1・2週間かかってしまうことはよくあります。患者さんにとっては3・4日で治る方が良いに決まっていますが、医者によっては3・4日で治ってもらっては困るのです。自分の経営のためにゆっくり治ってほしいのです。

子供には抗生物質を出さない医者もいますが、抗生物質を一定回数以上飲んだ子供の方が体重増加が良かったという報告があります。その論文には体重が増えた根拠は書かれていませんでしたが、私は抗生物質を飲むことで体内の腸内細菌が成長に有利な状態にリセットされるのだと考えています。体重を増やすためにわざわざ抗生物質を飲む必要はないとは思いますが、そのような事実があるのであれば抗生物質を控えることに意味はないと私は思います。

 

漢方薬を使う医者は宗教家に似ている

私は基本的に漢方薬は使いません。何故なら効果が一定しないからです。漢方薬を製造している製薬会社の人と話をしても、有効率という効果の因果関係を示してはくれません。私が使う漢方薬は、飲んだ人の約半分の方に効果が期待できるという数少ない有効率らしきものがわかっている漢方薬を使うのみです。

効く確率すらわからない薬を信じて使うのは宗教に似ていると私は考えます。何故なら裏付けのある信用できる薬ではなく、裏づけなくただ信頼して飲む薬という意味だからです。信用ではなく信頼で成り立つのは科学ではなく宗教です。だから漢方薬を使う医者は、宗教家に近いと私は考えます。不確かな物事を信じることが出来るという点で宗教に近いと思うのです。確かなものと不確かな物事との違いは再現性です。

漢方薬の製薬会社がやる気さえあれば、有効率を出すことは比較的容易だと思います。何故なら他の製薬会社は有効率を提出してはじめて認可がおりるからです。漢方薬だけ有効率が出せないということはないでしょう。私はその有効率が10%でも20%でも良いと思います。現在の西洋医学は対症療法に過ぎず、治療法がない病気に対して10%でも20%でも効果があるのであれば存在意義はあると思います。他の治療の有効率が0%なのであれば、10%や20%は大したものだと思うからです。
にも関わらず製薬会社が有効率を出そうとしないのは、有効率が低いと保険診療から外されてしまうからだと私は考えます。

どの程度効くとも言えず、漢方薬を処方出来る医者は、自分は宗教を信じているからその宗教を広める宗教家と変わりありません。

信じる者は救われると私は考えているので、漢方薬を飲んでおられる方を否定するつもりはありません。効果がある方は飲まれれば良いと思います。少なくとも漢方薬を飲んで害がないのであればやめなくても良いと思います。
しかし21世紀にもなって作用機序はおろか、有効率すら出せない(出さない)薬を使う医者は、科学者ではないように思います。

ましてや漢方薬など使わなくても、食事の仕方を提案するだけで多くの病気を治せることが分かった今となっては、漢方薬を処方する医者と私は会話が成り立たないでしょう。

ちなみに私は有効率を出さない時点で漢方薬は保険適応から外すべきだと考えています。漢方薬を飲むこと自体が一種の宗教と同じなのですから、保険を使う必要はないと考えています。全額自費で効果を信頼して薬を飲むと良いと思います。ましてや副作用の心配が少ないのであれば、医者がわざわざ処方しなくても良いと考えます。

専門医は病気を治さない?治せない?

様々な病気に対して専門医という制度があります。例えば糖尿病の治療に対しては糖尿病専門医、高血圧の治療に対しては高血圧専門医、皮膚病に対しては皮膚科専門医という制度です。
学会が一定の診療レベルを認定する仕組みのため、少し前までは専門医の有無が患者さんにとっては医者を選ぶ目安になっていました。少し前までというのは、今では専門医は既得権益を守るために病気を治さないための方法を模索している組織かもしれないからです。

糖尿病に関しては炭水化物が人類を滅ぼすに糖尿病専門医と病気の関係が書いてありますので読んでみてください。一言でいえば糖質を控えるだけで糖尿病を予防でき、治すこともできます。糖尿病は糖質依存症に過ぎないのです。しかしそんなことが広まると糖尿病という病気が無くなって、糖尿病専門医が生活に困るため患者さんには糖質を食べることを推奨しているという現代の会談のような恐ろしい話です。

高血圧は塩分を控えることで改善が期待できますが、糖質依存と塩分依存の共依存に陥っていることを理解している人が少ないため減塩に苦労するのが現実です。しかし糖質依存から抜け出すことで塩分依存も抜け出すことができるため味覚が変化することで、過度に塩気を求めることがなくなるため容易に減塩することができるようになります。糖質依存による糖質の過剰摂取で肥満を生じるため、肥満による高血圧も改善が期待できます。糖質を控えることで高血圧が治るのですが、そんなことになっては専門医の意味がなくなるので減塩は言っても糖質を控えることは言わないのです。

皮膚病の多くも糖質一度に摂り過ぎ症候群に過ぎず、糖質を控えるだけで多くの病気が治ります。しかし専門医の人達は最後まで受け入れないでしょう。そんなことで治ってしまわれると自分達の存在意義がなくなってしまうからです。

専門医の人達は病気を治したい訳ではないと思います。治療がしたいのです。専門医の中にも病気を治したいと考えている医者も少しはいるとは思いますが、大半の医者は自分達の生活と自己満足のために治療をしたいのだと思います。そのため病気を食事で治す方法があっても、最後まで信じようとはしないでしょう。何故なら食事で病気が治ってしまえば、自分達の存在意義を失うからです。自分達が専門医であり続けるために病気を治そうとはしないでしょう。これまでと違う食事は危険だとして、必死で抵抗することでしょう。

私が現時点で知っている食事(糖質回避)で治せる病気は、2型糖尿病、高血圧、花粉症などの各種アレルギー疾患、アトピー性皮膚炎ニキビ(尋常性ざ瘡)、円形脱毛症などの各種自己免疫性疾患や膠原病、イボ(尋常性疣贅)などの慢性感染症、子宮頸がんなどの腫瘍性病変など多岐にわたります。原因不明で何らかの形で免疫が関わっている病気は糖質依存から抜け出すだけで免疫が正常化することで改善が期待できます。

多くの医者は病気を治したい訳ではありません。治療をしたいのです。
食事による病気を生じる病態を知らない勉強不足で治せないのか、商売のために治さないかのどちらかです。
特に専門医は何年もかけて資格をとっています。その資格が患者さんの食べ方一つで無意味なものになってしまうのです。そんな食べ方は必至で避けてもらおうとすることでしょう。

病気を避ける理想の食べ方により病気を避けることをお勧めします。
少し前までは病気は病院で治療するしか選択肢がありませんでした。その医者を選ぶ一つの目安が専門医という制度でした。しかし病気の本当の姿がわかってきた今、専門医を受診することが必ずしも正しいとは限りません。
もしかしたら専門医を受診したら病気になる!と言われる時代が来てしまうかもしれません。急を要さない病気であれば、まずは糖質回避あるいは病気を避ける理想の食べ方をしてみましょう。それでも治らなければ病院を受診することをお勧めします。
ただし現在食事制限を伴う病気で治療中の方は主治医に相談することをお勧めします。食べ方と薬の加減の相談にのってくれない医者であれば、正に上記の医者だと思います。他の医者にかかる方が良いかもしれません。
食事を変更する際、糖尿病治療中の方は低血糖を生じる可能性があるため、いきなり糖質0にせず徐々に糖質を減らすようにしてみてください(糖質依存の場合糖質を少しだけ食べると余計食べたくなるのですが・・)。

果汁100%ジュースとコーラ、病気になるのは?

患者さんと話をしていてふと気づいたことがあります。
それはジュースを飲む人が多いことです。そして果汁100%ジュースだから大丈夫という思い込みがあるようです。そこでジュースの選び方として書いた内容を書き方を変えて記事を書いてみようと考えました。結論を先に言えば果汁100%ジュースでもコーラでも糖質の入っているものは病気を引き起こす可能性があります。そのことを書いていきます。

私の考えている理屈からすると糖質を摂ると病気を引き起こします。しかも一度にたくさん摂ると症状を引き起こします。糖質が足し算になり一度にたくさん摂ると症状を引き起こすようです。そこで糖質一度に摂り過ぎ症候群という疾患概念を提案しています(当初は糖質一度に食べ過ぎ症候群としていましたが、飲み物でも引き起こすことがわかったため糖質一度に摂り過ぎ症候群に変更しました)。

タイトルの結論は果汁100%ジュースは糖質が入っているため問題です。コーラは砂糖入りのものは病気を引き起こし、糖質0のものは病気を引き起こしません。コーラとしたのは身体に悪そうなイメージがあると考えたため、たとえとして出してみました。コーラの砂糖入りと砂糖なしの比較映像を見ると明らかですが、砂糖が入っているものを一度にたくさん摂れば糖質一度に摂り過ぎ症候群を引き起こします。

自然のものが安心・安全で、合成したものは危険という考え方があります。自然のものでも糖質や砂糖は明らかに様々な病気を引き起こします。そもそも果物で病気を引き起こしている人もたくさんおられます。その一つのきっかけが果汁100%ジュースです。果汁100%だから大丈夫というのは自然のものなら安心という幻想にすぎません。砂糖が入っていないコーラが絶対安全かと言われれば、その保証を出来る程の知識は今の私にはありませんが、少なくとも砂糖・果糖の入ったジュースが病気を引き起こすのは明らかです。

果物は身体によいというのは残念ながら幻想だと私は思います。糖質同様毒ではないとは思いますが、少なくとも摂り過ぎると病気を引き起こすものだと理解することをお勧めしています。その果物を絞った果汁100%ジュースも同様です。飲み過ぎれば糖質一度に摂り過ぎ症候群を引き起こすきっかけとなります。ご注意を。
ちなみに水分補給にはスポーツドリンクという誤解もあります。糖質の入ったジュースは糖質一度に摂り過ぎ症候群を引き起こす可能性があります。詳しくはジュースの選び方をご参照ください。

いじめで中3女子自殺でわかったこと

いじめで中3女子自殺に思うに書きましたが、その後わかってきたことがあります。

残念なことに教育委員会がいじめを隠そうとしていたことがわかってきました。
中学校はいじめの事案にあたると報告を上げていたにも関わらず、教育委員会がいじめはなかったという結論を議決したそうです。少なくともいじめを疑う物証があるにも関わらず事実を局解しいじめはなかったということにしたかったようです。
第三者委員会のメンバーが、いじめはないが保護者の意向により念のため第三者委員会を設置したという趣旨の発言をされていました。

いじめがなかったと判断を示す根拠を示す議事録はほとんどが黒塗りで公表されたようです。逆に言えば表に出せない理由でいじめはなかったことにしたということです。

人々の行動には必ず目的がある(目的論)ので、教育委員会がいじめを隠そうとした目的を考えてみます。考えられることは二つです。ただのことなかれ主義かいじめそのものを隠す目的があるかのどちらかです。

ことなかれ主義の場合、いじめはなかったことにすれば後の対策は必要がないため楽だから、いじめはなかったで片付けようとしたのだと思います。誤魔化していればそれで済むと考えたのかもしれません。

いじめそのものを隠す目的の場合、これはあくまでも仮説ですがいじめをした人間が教育委員会のメンバーの家族だった可能性を考えました。教育委員会の仲間の家族を守る目的でいじめを隠したのではないかと私は疑ってしまいます。教育委員会のメンバーの家族が問題のあった中学に在籍していたかどうかは調べればわかることです。そのようなことがないことを祈っています。

いずれにしても教育委員会は何らかの目的でいじめを隠そうと考えたのです。隠しきれないとわかった為、いじめを認めたに過ぎないようです。

対策はいじめで中3女子自殺に思うに書きましたが、いじめがあることを前提にすることです。いじめがあるのは仕方ないから重大な問題になる前に対策をとるようにすることです。いじめはあってはならないものという前提に無理があるようです。医療界においてもミスはあってはならないものという考えから、ミスは起こり得るから小さなミスから重大なミスを避ける知恵を見いだす仕組み(ヒヤリハット)を導入しています。
教育界も早くいじめを失くす仕組みを作り上げてほしいですね。

亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
今回の問題が、今後いじめで亡くなる人がいなくなる足がかりになることを祈っています。