ダイエット3日目

リブレによる血糖値の糖質を食べる実験のため太ってしまい、先日からダイエットをはじめました。

昨日掲載したのが2日目で今日で3日目です。食後の体重なので食事内容や水分摂取により変動しやすいため参考程度だと思ってください。

今日の体重

昨日の体重80.8Kgから0.5Kg程減っていますが食後でもあるため参考程度だと思います。

ダイエットの仕方

出来る限り糖質を控えています。主食を豆腐に変えて、あとはオカズを少な目に食べています。

私はリブレの実験をしない場合、朝ごはんは食べないので1日2食です。早く体重を落とすために少し少な目にしています。ダイエット前からすると2割程度は食べる量が少ないと思います。

昨日書いたように運動もはじめましました。といっても軽い運動です。四つん這いになって腕立て伏せのように腕を曲げる膝立伏せと、スクワットです。運動の目的はエネルギー消費よりも筋肉を付けることです。筋肉が増えればそれだけ基礎エネルギー消費が増えるため痩せやすいという理屈です。5回3セット〜10回3セット程度で行います。

ダイエット前から行なっていることですが、朝50分程度散歩をしています。歩かないよりはマシだと思いますが、歩いていても体重は増えてしまいました。どれだけ効果があるのかわかりませんが、朝の散歩は続けていこうと思います。

ダイエットの感想

初めて主食・明らかな糖質を完全にやめた時には2週間程度糖質を食べたい欲求に襲われ、その後抜け出しました。そのことで糖質依存だったことに気付くことが出来ました。今回は糖質を食べたい欲求は特にありません。食事が終われば後は食べないと決めているので、夜間低血糖を避けるためという言い訳をしながら甘い物を食べていた時間を省くことが出来るため、時間に余裕が出来ました。

初めて主食・明らかな糖質を完全にやめた時には、食後も物足らないためチーズやゆで卵をしきりと食べていましたが、何か食べたいという欲求は特にありません。今回は完全な糖質依存に陥っていた訳ではないのかもしれません。

糖質を食べないことが全く苦痛ではないため、ダイエットは無事成功しそうです、あとはどれくらいの時間で体重が目標体重に達するかだけです。

ダイエットをはじめました。

以前最後のダイエットと偉そうに書いていましたが、残念ながら体重が増えてしまいました。昨日からダイエットをはじめました。

原因は自体実験血糖値持続測定器 リブレを使って様々な食材で血糖値の上昇を測っていました。糖質を食べ過ぎてしまったことが原因です。おにぎりだけ食べるなど血糖値が急上昇する食べ方をして、その後夕食で糖質取らずに寝ると低血糖を来して目覚めてしまうことがわかりました(参考:私の不眠の原因は低血糖不眠の原因は再び低血糖)。夜間の低血糖を避けるために糖質を食べてから寝ることにしました。この仕組みを言い訳にして糖質を食べていたのは事実です。夕食後しばらくしてデザートを食べても、血糖値がそれ程上がらないことをいいことによく食べていました。血糖値はそれ程上がりませんが、体重はしっかりと増えてしまいました。このままでは医者の不養生そのまんまなのでダイエットすることにしました。

リブレをつけていると糖質を食べる実験をしたくなるため、昨年秋頃しばらくリブレを外して糖質をある程度控えてみましたがなかなか体重が減りません。リブレネタがないと、このサイトのネタに困ることもありリブレを再装着して痩せていないのに血糖値の実験を再開し更に体重が増えてしまいました。そこで今回は主食を完全にやめて、他の糖質も極力食べないように、久しぶりに糖質回避を徹底してみようと思います。しばらくは豆腐が主食です。

血糖値を測っていると、食後の運動はもちろん、食前の運動も食後血糖値に影響を与えるため運動そのものを控えていました。今回ダイエットということもあり、運動も多少してみようと思います。といっても軽い運動で腕立て伏せならぬ膝立て伏せです。四つん這いになって腕立て伏せの要領で腕を曲げる運動です。腕立て伏せより負担が少ないので簡単に行うことができます。脇を開けた状態で5回、脇を閉じた状態で5回膝立伏せを行い、それを3セット繰り返します。

現在の体重

今日の体重は食後ではありますが、80.8Kgです。

68Kgまで落ちたことがありますが、不都合なこともあったため72Kgを目標に落としていこうと思います。

体重の減り具合を不定期で掲載していこうと思います。

問題点

ダイエットをはじめて気づいた問題点があります。糖質回避をしていてもつい食べ過ぎてしまいます。最近の私は糖質を食べてはいましたが、禁断症状である空腹感はないため糖質依存ではないと思います。しかし糖質以外のものでも一度食べ始めると食べ過ぎてしまいます。もしかしたら知らないうちに糖質依存に陥っているのか、食事への執着という意味で食事依存に陥っているのかもしれません(人間が食事によって生きている意味で食事に依存しているのは間違いありませんが、病的に食べ過ぎてしまうという意味です)。

そこで今回は糖質を控えるだけでなく、タンパク質や脂質を食べる量も控えるようにしてみようと思います。何故なら時間をかけて胃が小さくなると感じるより、早めに体重を落としてリブレの実験を早く再開したいからです。

利益を出し続けることが難しい理由

多くの企業は利益を目的として経営されています。企業が利益を出し続けることが難しく四苦八苦しています。実は企業が利益を出し続けることが難しいことに理由があるのですが、余り知られていないようなので書いてみます。

利益を企業とお客さんで奪い合う

一言で言えば利益は企業とお客さんの間で相反するからです。企業が高い利益を得るということは、お客さんその分だけ損することに繋がります。品物が高いということは企業が利益を得て、お客さんは利益を失っているということです。逆に品物が安いと企業が利益を捨てて、お客さんが利益を得ているということです。利益をどちらがもらうかという綱引きをしているような状態です。本来ならお客さんの方が有利なのですが、企業はあの手この手で利益を得ようとします。何故お客さんが有利かと言えばお客さんは買わないという選択肢があるからです。企業には売らないという選択肢がないため不利です。その不利な状況を打破するのが宣伝であったり戦略であったりします。

利益を目的とする企業は物の値段を設定する際に、利益が最大化される値段を想定し値付けをします。想定が外れれば売れないため損をし、想定が当たれば高い値段でも売れるため得をします。逆に同じものが安い値段で売られていればお客さんは安い方で買うことになります。
資本主義では値付けを間違うと、お客さんから選んでもらえないことで市場で淘汰されてしまうため、絶妙な値段を付けることが出来る企業だけが利益を上げ続けることができるのです。
一部の経営の天才が絶妙な値段の付け方を心得ているため、利益を出しています。しかし値付けの仕方が遺伝する訳ではない上にその仕組みを言葉で説明することが困難なため、次の世代では値付けに失敗してしまい経営が傾くことがあるのです。カリスマ経営者と言われる人達は、通常人望があるからカリスマ経営者と言われる訳ではありません。売れる商品を開発あるいは見つけ出し、尚且つ絶妙な値付けを行うことが出来るから、結果として莫大な利益を生み出すことでカリスマ経営者と言われるようになるのです。

利益を出し続けることが難しいのは、利益を企業とお客さんの間で奪い合っていることが原因です。企業が利益を最大化しようとすればする程、売れる範囲で最大限高い値付けを行うことになるからです。

利益だけを目的としない企業

その点利益だけを目的としない企業であれば、利益をお客さんと奪い合うことがないため継続的な成長が可能となります。勿論利益を出さなければ企業が存続出来ないため利益の確保は行いますが、利益を目的とせず、企業が存続するための運営費のように捉えているのです(参考:利益は企業の為ならず)。

利益だけを目的としない企業の値付けは、売れるであろう値段を気にしません。仕入れ値に一定の必要経費としての利益だけ上乗せして値付けを行うのです。そのため時として相場よりも破格の安さを実現してしまいます。

例えば100円ショップは利益だけを求めている訳ではない代表でしょう。何故なら利益率が低い商品も並べることで全体で利益を出し続ける仕組みだからです。利益だけを求めていれば、利益率の低い商品は扱わないはずですが、実際には利益が少ない商品も多数扱っています。そもそも100円ショップは本来なら難しい値付けを100円と先に決めて仕入れ価格で調整する仕組みが秀逸です。その仕組みの中で、利益だけを追い求めず、トータルで利益が出る仕組みを作り上げています。

AmazonやGoogleも利益だけを求めていない企業の代表です。Amazonは利益を求めることがたまにあるようにも見えますが、特にGoogleは経営理念からブレることなく利益を運営するための必要経費と捉えているようです(参考文献:Googleの哲学)。

考え方の提案

利益だけを追い求めていると上手く経営出来ないことを経験的に理解した人達の中には、利益を忌み嫌う人もいます。儲けることが悪いことのように捉えているのです。しかし利益を出し続けなければ企業は存続出来ません。個人で考えてもお金を稼がなければ何も出来ません。

利益を企業が存続するための運営費として捉えるのです。運営費を得る目的に事業を行う人はいませんから、過度な利益を得ようとする無理をしなくなります。一定の利益を得ることが出来れば企業は存続出来るので、お客さんに過度な利益は戻してしまうのです。このように考えると上記の利益を企業とお客さんで奪い合うことがなくなります。

この考え方を表すのが私が新しく考えた諺です。

利益は企業の為ならず

企業が存続する目的として、利益をお客さんのために得るという考え方。利益を運営費と考える考え方、もし良かったら取り入れてみて下さい。

私がお酒をやめた理由

私はお酒(アルコール全てのことです)を飲むのをやめました。
人並み以上にお酒を飲んでいたので、当時のことを知っている人達からは不思議がられます。何故やめたのか聞かれます。特に飲みたくならないのか仕切りと聞かれます。あれだけ飲んでいたお酒をやめられることが到底理解出来ないようです。そして昔飲んでいたことを知らない最近出会った方達からは、何故飲まないのかを聞かれます。
本当の理由は時間が勿体無い(そしてお金も)からなのですが、そのように説明しても大抵理解してはもらえません。つまり合理的に考えてお酒を飲まない方がお得という結論に至ったのですが、お酒が好きな方には理解出来ない理屈です。

いわば糖質回避教に引き続き、アルコール回避教を信じているような状態です。実際には糖質は出来るだけ回避していますが、血糖値の負荷試験の時には食べていますし、実験以外でも食べたりはしています。アルコールは一切摂らないようにしています。忌避している訳ではありませんが、今の私にアルコールは合わないようです。というのも以前は少々飲んでも楽しくなるだけでしたが、今では香りづけで入っている程度のアルコールでも少し頭がボーッとする感覚があるからです。正直な話をするとビール一杯でも飲むと倒れるかもしれないのが怖いのです。

人に理解してもらえるかも知れない説明を思いつきました。お酒よりも楽しいことを見つけたので、お酒を飲む時間が勿体無くて飲むのをやめてしまいました。しかもお酒を飲むと記憶が曖昧になることが、自分の貴重な時間を失うようで勿体無いと考えるようになったのです。

お酒を飲むことよりも楽しいこととは考えることです。ありとあらゆることを考えています。知らない情報を取得し、その情報を元に新しいことを考える。すると更にわからないことが出るので新たに情報を探す。そんなことをしていれば1日が24時間では到底足りません。残念ながら1日が24時間を変えることは出来ないので、自分を誤魔化してしまうお酒よりも自分の理解を深める思索の時間を選んでいるに過ぎません。

私が考えている思索は、ガンを治す方法(免疫の仕組みの解明)、信長がもう少し生きていれば何をしたか。宇宙の仕組みは?などありとあらゆることを考えているので終わりがありません。ガンを治す方法はあと少しでたどり着けると思います。出来れば3年以内にはたどり着きたいと考えています。何故なら良性腫瘍は治せるようになってきたからです。合理的に物事を考える信長がもう少し生きていればと考えるのは楽しい思索です。このことはまた改めて書きたいと思います。宇宙の仕組みは現在全く見当もつきません。特に何万光年もの距離があっても力を及ぼすことの出来る重力の本質が理解出来ません。死ぬまでに仕組みを思いつくことが出来ると面白いと考えています。

最後に『目的論』の視点からお酒をやめた理由を書くと、お酒を楽しむ為に貴重な時間を失わないためです。

もし貴方がお酒をやめたいと考えておられたら、お酒をやめる理由を考えるのではなく、1人で出来るお酒よりも楽しいことを探してみてください。誰かと一緒にしなければならないことだと、相手がいないからと言い訳してお酒を飲んでしまいがちだからです。お酒より楽しいことは人によって様々です。その楽しいことを探してみましょう。価値観が一変し、人生に革命が起こるかもしれませんよ。

くら寿司で通常メニューの食後血糖値

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食べ物の食後血糖値を測定しております。
先日書いたくら寿司さんの糖質回避メニュー(参考:回転寿司で糖質回避 くら寿司が実現くら寿司で糖質回避)の食後血糖値(参考:くら寿司で糖質回避メニューの食後血糖値)に引き続き、今回は通常メニューの食後血糖値を掲載してみたいと思います。

くら寿司で食べたもの

今回食べてみたのはいずれも糖質回避メニューではなく普通の大きさのシャリのある通常メニューです。
1回目が通常メニュー、2回目が期間限定ハロウィンメニューを中心としたメニューでした。

1回目:通常メニュー

えびマヨはハロウィンのものです。

デザートもしっかり食べました。

2回目:ハロウィンメニュー

カレーを食べてみました。写真は少し溶けてしまっていますが、綿菓子でゴーストを表現しています。
面白いですね。
想像以上に美味しかったです。

ハロウィンメニューのデザートも食べてみました。
目玉みたいですね。
中にはソースが入っていました。

 

くら寿司糖質通常メニューの食後血糖値

前回くら寿司の糖質回避メニューでは血糖値はほとんど変化ありませんでしたが、シャリを食べているので当然上がりました。ただ意外にも血糖値は1回目の通常メニュー、2回目のハロウィンメニューともに150mg/dl前後まで上昇し長時間に渡って上がり続けていました。シャリだけではなく、お寿司はタンパク質であるネタがあるため思ったよりは血糖値が上昇しないのかもしれません。デザートまで食べたにも関わらずそれほど上がらないのはうれしい結果でした。

今回の実験でわかったこと

お寿司を食べても刺身であるネタがある分、それほど血糖値は上がらなくて済むようです。私の考えている糖質割合が食後血糖値に影響を与えることから類推すると、シャリに対してネタが大きいお寿司を食べると食後血糖値は上がりにくく、シャリに対してネタが小さいお寿司を食べると食後血糖値は上がってしまうのではないかと思います。糖質と糖質以外の食材を別々に食べてしまうと胃の中で混ざらない可能性がありますが、サンドイッチ同様食べる際に糖質と糖質以外の食材を同時に食べることになるお寿司も血糖値を上げにくい理にかなった食べ物なのかもしれません。

糖質回避メニューを食べながら通常メニューのお寿司を食べることで、糖質回避メニューと通常メニューの中間程度の血糖値の推移で済みそうです。

回転寿司は意外に程食後血糖値は上がりませんが、血糖値の気になる方や糖尿病の方が回転寿司に行きたい場合、糖質回避メニューを組み合わせることの出来るくら寿司さんは第一選択として考えとよさそうです。

今後の検討課題

通常メニューの食後血糖値がわかりました。
糖質回避メニューと組み合わせることで食後血糖値が通常メニューよりも下がるはずですが、機会があれば一度確認してみたいと思います。

 

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

理想の食事のヒント 個々に食べても混ざらない

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食べ物の食後血糖値を測定しております。
様々な実験をしていますが、理解できないため掲載していないものがあります。
理解できたため改めて掲載してみることにします。

一言でいえば食べ物をおにぎりだけ、から揚げだけという具合にそれぞれ個々に食べると胃の中で混ざらないようです。その状況証拠となるグラフがありましたので掲載してみます。

カップラーメンと唐揚げを一緒に食べても食後血糖値がかえって高くなるという結果もと胃の中で混ざらないという状況証拠のようです。

おにぎりと唐揚げ

今回食べてみたのはセブンイレブンのおにぎりと唐揚げです。

おにぎり2個を食べてから唐揚げを食べました。
2回行ってみましたがばらつくので理解できませんでした。

カップラーメンと唐揚げによる食後血糖値

唐揚げを食べた方がカップラーメンだけよりも高いという結果になりました。
衝撃的でした。
カップラーメンだけよりも唐揚げのおかげで糖質割合が下がるため、食後血糖値は上がりにくいと予想していましたが、逆に下がりにくくなってしまいました。

今回の実験でわかったこと

今回の実験でわかったことがあります。

おにぎりだけ、カップラーメンだけ、から揚げだけという具合にそれぞれを別々に食べると胃の中で混ざらないため、消化にばらつきが出た結果食後血糖値にもばらつきが出るようです。

唐揚げとおにぎりサラダとおにぎりから揚げとカップラーメンをそれぞれ交互に食べた結果食後血糖値が下がることから、糖質と糖質以外の食材をそれぞれ食べるのではなく、糖質と糖質以外の食材を交互に食べることを推奨しています。何故なら同じものを食べるにも関わらず、交互に食べるだけで食後血糖値が明らかに異なるからです。

 

今後の検討課題

食事の食べ方の正解を見つけました。
糖質と糖質以外を交互・同時に食べることのようです。

うどんの食後血糖値を調べていないため、今後機会があればうどんの食後血糖値を調べてみたいと思います。出来れば糖質以外の食べ物との食べ方で食後血糖値の上がりにくい食べ方を見つけたいと思います。

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 追加実験 (再実験でも血糖値は上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)
チキンカツと豆腐ハンバーグの食後血糖値の違い (チキンカツの方が高い)
にくにくにくバーガーの食後血糖値 (血糖値はほとんど上がらない)
ある日の夕食の食後血糖値 その1
ある日の夕食の食後血糖値 その2
おにぎり1/2個の食後血糖値
カップヌードル カレーとビッグの食後血糖値の違い
おにぎり1/2個とおにぎり1個の食後血糖値の違い
コメダ ハンバーガーの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
ハムサンドの食後血糖値 卵サンドとの違い
セブンイレブン冷凍ピザの食後血糖値
たまごサンドと水500mlの食後血糖値
おにぎり1個を分けて食べた食後血糖値
セブンとローソンの卵サンドの食後血糖値の違い
やよい軒のとりカツ定食の食後血糖値
ファミリーマートのたまごサンドの食後血糖値
おにぎり1個の食後血糖値 食べ方での違い
築地銀だこ てりたまの食後血糖値
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による血糖値の違い
カップラーメンと唐揚げの食べ方による違い
おにぎりと唐揚げの順番による食後血糖値の違い
おにぎりと唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い
おにぎり1個・唐揚げ交互と水555mlによる違い
おにぎりと食前運動による食後血糖値の違い
各種サンドイッチの食後血糖値
おにぎりとサラダの食べ方による血糖値の違い

ようやくYahoo!ニュースに掲載 糖質の危険性

当サイトで2017/9/12にお伝えした「Lancet 炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」の内容がYahoo!ニュースに掲載されました。

Yahoo!ニュース「炭水化物が毎食7割超え」は注意 死亡リスク上昇

ネタ元は日経スタイルのようです。Yahoo!ニュースは暫くするとリンク切れの可能性があるため、日経スタイルの記事にもリンクを貼っておきます。

日経スタイル「炭水化物が毎食7割超え」は注意 死亡リスク上昇

要点

炭水化物の摂取量が多い程死亡リスク上昇。

炭水化物は出来るだけ摂らない方がお得

脂質の摂取量が多い程死亡リスクが低下

脂質中心のカロリー制限は逆効果

注意点

私が糖質が関与していると考えているガン(癌・悪性腫瘍)に対する解析が無いことが残念。恐らく炭水化物摂取量が多い程ガン(癌・悪性腫瘍)による死亡リスクも上昇しているはずです。

死亡リスクの上昇が炭水化物そのものが原因なのか、血糖値の上昇が原因なのか解析されていないことが残念です。血糖値が問題なのであれば、血糖値の上がりにくい食べ方が正解であることが裏付けられるはずです。もし血糖値の上昇ではなく、炭水化物そのものが原因であれば、恐らくインスリンが何らかの悪化因子であることが考えられます。

脂質摂取量が多いこと自体が死亡リスクを下げる影響があるのか、脂質摂取量が多いことで相対的に炭水化物摂取量が減ることが死亡リスクに影響あるのかは不明である。

私には大規模解析する手段がないため、これらのことを誰かが解析してくれるのを待つばかりです。しかし何より大規模解析による炭水化物の摂取量が多い程死亡リスクが高まるという情報と、脂質の摂取量が多い程死亡リスクが下がるという情報が広く広まることで世の中が変わると思います。糖質・炭水化物の危険性を早く受け入れるか最後まで受け入れないかの違いだけです。

糖質回避という考え方が広まるきっかけになることを祈っています。

糖質回避と糖質忌避

私は糖質を自分の意思で避けるという考え方、糖質回避という考え方を提唱しています。しかし世の中では糖質忌避とでもいうべき糖質を忌み嫌う極端な考え方をされている人もいます。その違いを書いてみたいと思います。

糖質回避

糖質回避とは目的を持って糖質を出来たら避けるという考え方です。忌み嫌う訳ではないため、目的達成に問題が無ければ糖質も食べるという考え方です。

論理的宗教として糖質回避教という考え方を提唱しています。

つまり病気を避ける目的であれば、症状が出ない限り糖質を食べても大丈夫だと考えるのです。糖質を無理に食べることは推奨しませんが、基本的に糖質を回避しながら問題が無ければ食べるという考え方です。

ダイエットが目的であれば体重を目安に糖質回避を行い、アトピー性皮膚炎やニキビを避けることが目的であれば症状出ない範囲内におさまる程度に糖質を避けるのです。つまり糖質回避の目的に合わせて、回避する程度を決めることが出来るのです。つまり糖質回避は目標あるいは目安があることが特徴です。

ただし糖質回避における糖質の食べ方は、血糖値の上がりにくい食べ方あるいは病気を避ける理想の食べ方を推奨しています。特におにぎりだけ、パンだけ、うどんだけという食べ方は食後血糖値が急上昇するためお勧め出来ません。

糖質忌避

糖質忌避とは文字通り糖質を忌み嫌う考え方で、糖質をあたかも猛毒のように扱う傾向にあります。糖質忌避の考え方の特徴は糖質を食べてはいけないものと考えていることです。ちょうど宗教における禁止食材・タブー食材のようです。

ちなみに宗教における禁止食材・タブー食材はそれなりの根拠を元に行われています。仏教における肉食禁止は動物の命を奪うことを罪と考える考え方が根拠ですし、アルコールを禁止しているのは正常な判断が出来なくなるからです。イスラム教におけるアルコールも正常な判断が出来なくなるからでしょうが、豚肉を食べてはいけない理由が曖昧なためイスラム教徒は豚肉を食べることが出来ません。私の想像では豚肉をしっかり加熱せずに食べた際に体調を壊すことがあったため、禁止されたのではないかと考えています。禁止する目的がわからないままただ信じているため、改宗しない限り豚肉を食べることはないでしょう。豚肉を食べると病気になることがあるから豚肉を控えるように教えが設定されていれば、科学の発展のお陰で今では食べることが出来ると思います。

糖質忌避の考え方はイスラム教における豚肉のような考え方ではないかと思います。糖質はついつい食べ過ぎる人が多く(糖質依存)、食べ過ぎると病気になる人がいるため全て禁止するという考え方です。私の考える糖質回避教に対して糖質忌避教とでもいうべき考え方です。

私も一時期糖質忌避に近い考え方をしていました。可愛さ余って憎さ百倍ではありませんが、好きで食べていた糖質が食べてはいけない食べ物のように感じてしまったのです。何故糖質がいけないのかを冷静に考えることで糖質忌避の考え方から抜け出すことができました。

糖質回避と糖質忌避

糖質は確かに食べ方を間違うと病気になる食べ物ではありますが、絶対食べてはいけない程危険な食べ物ではありません。しかし食べないで済むなら食べない方がお得だとは思います。

私は糖質は絶対食べてはいけない食べ物ではなく、避けることが出来れば避ける程度の考え方が緩くて良いと考えています。

ただし糖質の食べ方により再び不都合が生じた場合には反省し、糖質回避の度合いを強めることで調整することが出来ます。

その点で闇雲に禁止する糖質忌避という考え方よりも、目的に合わせて出来れば避けるという糖質回避の方が多くの人が受け入れやすいと考えています。糖質回避教という考え方が広まることを祈っています。

炭水化物の死亡リスクが東洋経済onlineに掲載

先日書いたLancetに載った炭水化物が脂肪リスクを高め脂質が死亡リスクを下げる記事の内容が東洋経済on lineに掲載されました。これまでの常識が一気に変わっていくでしょう。

スポンサーの兼ね合いでテレビでは放映されないことは予想していましたが、東洋経済on lineに掲載されたことで、ようやく世間一般でも知られるようになるでしょう。これまでは頭が柔軟な方がいち早く取り入れた健康法でしたが、これからは頭の固い人も受け入れざるを得なくなるでしょう。寿命が短くなっても受け入れない程頭の固い人は命がけで糖質をたっぷり食べ続けるのでしょう。

この解析は画期的ではありますが、残念なのはガンに関しての解析がないことです。確か解析の際に除外されたはずです。私は糖質による免疫不全がガンの発症に関与していると考えています。

私としてはもう一つ残念なのは食べ方あるいは血糖値の解析のないことです。13万5千人もの解析のため食べ方まで解析するのは困難だったのでしょう。今回のデータは今後の解析の道しるべになり得る結果だと思います。炭水化物が悪いのか血糖値の問題なのかがいずれ解析されるでしょう。私は今回の炭水化物での死亡リスクの上昇は一時的な高血糖が病気の原因だと考えています。更なる研究が待たれます。

糖質と脂質の食べ方を見直しましょう。世間一般では糖質制限と言われていますが、自分の意思で避けることを制限とは言わないと思います。制限とは他人からされるものであり、自分の意思で避ける場合は回避という言葉が適切だと思います。私は糖質回避という考え方を提案しています。

もしよかったら私の推奨する血糖値の上がり食べ方 2017年版病気を避ける理想の食べ方をご参照ください。

一時的高血糖の一つの指標

一時的高血糖症候群という概念を提唱しています。当初は糖質一度に食べ過ぎ症候群、その後飲み物でも発症することがわかったため糖質一度に摂り過ぎ症候群に改称した概念です。突き詰めると一時的な高血糖により起こることがわかったことで一時的高血糖症候群という概念に辿り着きました。

一時的高血糖症候群を逆に考えると、一時的高血糖症候群の症状が悪化した場合一時的に高血糖になっていることが考えられます。その都度採血し一時的な高血糖を確認することは困難ですが、状況証拠から予測することが出来ます。一時的高血糖症候群の症状のある方限定ではありますが、糖尿病の患者さんにとって有益な情報ではないかと思い書いてみます。

例えば一時的高血糖症候群の一種であるアトピー性皮膚炎や花粉症・ニキビなどが悪化すれば前日に一時的高血糖が生じた可能性が高いと考えられます。炭水化物だけ食べた場合や、せっかくおかずと一緒に炭水化物を食べても食後にお菓子や果物を食べたなどの一時的な高血糖が考えられます。

花粉症の場合飛散している花粉の量によっても症状は悪化、アトピー性皮膚炎の場合は汗の量によっても症状が悪化します。ニキビは塩分の量によっても悪化するため、注意が必要です。それらのことを勘案しながら一時的高血糖を見極める必要があります。

幸か不幸かこれらの症状がない方には当てはまりませんが、糖質と関連する何らかの症状があれば、その症状を目安に一時的な高血糖を予測することが出来ます。

ちなみに乾燥肌は4、5日前の軽度の一時的高血糖を表します。

アトピー性皮膚炎の場合は軽度の一時的高血糖では直後に痒みが生じ、ある程度の一時的高血糖では翌日赤み(紅斑)を生じます。花粉症の場合は一時的な高血糖を来すと翌日悪化するようです。ニキビは一時的な高血糖を生じると翌日新しいニキビが発生するようです。

糖尿病患者さんの中で痒みのある方、花粉症やニキビ・乾燥肌のある方は、一時的高血糖症候群の概念から、一時的な高血糖を来した食事を振り返って探してみることをお勧めします。この一時的な高血糖の積み重ねがHbA1cを押し上げます。一時的高血糖症候群を発症しているのであれば、一時的な高血糖を避けることで症状がおさまるのはもちろん、糖尿病のコントロールも良くなるはずです。一時的高血糖症候群が改善している私の患者さん達は糖尿病のコントロールが良くなっています。

一時的高血糖症候群を発症している方は、血液検査をしなくても知識だけで一時的な高血糖の目安に出来るためお得です。

血糖値が気になる方で、アトピー性皮膚炎や花粉症やニキビや乾燥肌があれば一つの指標にしてみて下さい。アトピー性皮膚炎や花粉症やニキビは一時的高血糖の翌日、乾燥肌は4、5日してから増悪します。ご参考まで。