糖質の食べ過ぎによる特定の免疫不全について

糖質を食べ過ぎることで様々な問題が起こるようです。
例えば肥満は糖質の食べ過ぎによる最たるものでしょう。これは誰にでも起こりえます。
2型糖尿病は糖質を食べ過ぎた人の中で耐糖能に限界がきて血糖値が下げられなくなる病気です。直接血糖値を押し上げる唯一の食べ物である糖質が、原因であることは明らかです。一部の人達しか発症しないため問題が表面化しにくかっただけのことです。その証拠に糖質を食べなければ、薬を飲むことなく治ります

他にもアレルギー自己免疫性疾患など様々な問題が糖質回避により治ります。今回は特定の免疫不全に関する仮説です。まだ仮説の域は出ませんが、このように考えなければ説明がつきません。この仮説よりも優れた新たな仮説が出てくるまでは、この仮説を使って様々な病態を解釈しても良いのではないかと思います。

糖質による免疫不全

免疫不全とは本来人間に備わっている細菌やウイルスや寄生虫に対抗する免疫機能に障害を生じるものです。有名な免疫不全にはHIVによるエイズがありますが、これはウイルス感染によって免疫機能が破壊され、本来なら病気にならないような弱い細菌やウイルスにも対抗出来なくなり死に至る病でした。幸い薬が進化して死に至る病ではなくなりました。エイズは広範な免疫機能を働かなくしてしまいますが、糖質による免疫不全は極狭い範囲です。しかも糖質を食べ過ぎることで免疫機能が低下し、糖質を控えることで復活するようです。糖質による免疫不全は無数にある免疫の組み合わせの中で、特定の免疫が働かなくなってしまうようです。免疫が働かなくなっても、それに対応する病原菌や病原ウイルスが入り込まなければ問題とはなりません。逆に言えば、慢性感染症は糖質による免疫不全によって生じる可能性があります。

糖質回避がニキビに有効であることは夏井先生も指摘されています。夏木先生は脂質代謝がニキビに関係すると考えておられますが、糖質を食べ過ぎると翌日か翌々日にニキビが新生することから考えると脂質代謝によって発症すると考えるのは無理があるように私は思います。極狭い範囲(この場合ニキビの病原菌に関する免疫)の免疫不全が関係するという仮説を考えました。であれば他の慢性感染症も糖質が原因だと考え、糖質回避をしてもらい、改善しますので仮説は今のところ間違いなさそうです。状況証拠から恐らく血糖値が一時的に上昇することで、特定の免疫不全を引き起こすと考えられます。医師が目にするのは特定の免疫不全の結果として症状があらわれた病気ということです。

糖尿病でも免疫不全が言われてもいますが、この特定の免疫不全がいくつも積み重なることで不特定の免疫不全として現れている可能性が考えられます。糖尿病の易感染性は特定の免疫不全が多数合わさった結果かもしれないのです。免疫不全に陥っている免疫に対応する病原菌や病原ウイルスな曝されなければ発症しなくて済むようです。

あくまでも仮説ではありますが、このように考えれば糖質による感染症の理解が容易になります。

糖質による免疫不全の例え話(仮説)

免疫は身体のガードマンのようなものです。ガードするべき自分の身体は相手にせず、侵入者を見張り侵入者を見つけると攻撃するのが仕事です。このガードマンは働きが細分化され、担当者が決まっています。例えばニキビ菌担当、イボを引き起こすウイルス担当など様々です。その中でニキビ菌担当のガードマンが休んでしまうのが糖質による免疫不全の考え方です。

糖質によりガードマンである免疫がどのように休まされるのかはまだわかりません。アトピー性皮膚炎糖質同じようなことが起こっているとすれば、一時的な高血糖が何らかの引き金となっているのではないかと考えます。一時的な高血糖を生じない食べ方でこれらの特定の免疫不全による感染症は無くなると思います。

免疫不全の具体例

ニキビ(尋常性ざ瘡)、イボ(尋常性疣贅)、化膿性爪囲炎などは糖質回避により改善しています。

ニキビはアクネ菌による感染症だと考えられてきました。だから抗生物質で治療するのです。そして抗生物質に反応するので感染症だと考えられています。しかし抗生物質に反応しにくい場合があります。これは抗菌力の無い抗生物質が使われているからだと考えられていますが、実は糖質による免疫不全により抗生物質を投与しても効果が薄い可能性があります。抗生物質をアシストするはずの本来備わっている免疫が働かなくなっている可能性が考えられるのです。何度も抗生物質を変更しても改善しない場合には糖質回避をしてみると治るかもしれません。

出来てしまったニキビは抗生物質によって治療します。新しくニキビが出来るのは糖質を食べ過ぎた結果です。糖質を食べ過ぎると翌日か翌々日にニキビが新生します。そのため食べても大丈夫な糖質の許容量を探すため、アトピー性皮膚炎の振り返り法を活用することが出来ます。新しくニキビが出来なければ前日までの糖質の量は大丈夫と考えます。新しくニキビが出来れば1日か2日前までの糖質の量が食べ過ぎです。糖質の許容量をこえてしまったので食べ過ぎを探すのです。

免疫不全説はもしかしたら間違っているかもしれませんが、糖質を控えることでニキビが出来なくなることは事実です。

イボ(尋常性疣贅)

パピローマウイルスによる感染により引き起こされます。誰にでも感染する可能性がありますが、幾つも出来たり治療に反応しないことがあります。ニキビが糖質回避により改善するのは、糖質による免疫不全の仮説からイボに対しても免疫不全が生じている可能性を考えました。免疫不全があるから身体を守るガードマンが働かず、幾つものイボが出来てしまうと考えたのです。治療に反応しないのも、ガードマンによるウイルスへの攻撃がないから改善しないのではないかと考えました。

数が多い方、治りにくい方を中心に仮説を説明し、糖質回避をして頂くように伝えました。信者のように信じて下さった方が現在7人程治りました。糖質が特定の免疫不全を引き起こす仮説が正しい可能性を示唆します。

お一人は他院で一年間治療しても良くならない20個程度のイボがありました。糖質回避(主食無し)と治療により1週間で半分になりました。お一人は他院で半年治療しても治らない2cmのイボが足底にありました。糖質回避(1食のみ主食、2食はおかずのみ)で1週間で半分程度の大きさになりました。お二人とも治癒には2ヶ月程度かかりましたが、他院での治療で反応しなかむた病変が糖質回避により改善しました。1週間で効果が出始めたことは驚きでした。

治療に反応しなかったのは糖質による免疫不全により、ウイルスに対する免疫が働かなくなっている可能性が考えられます。糖質回避により免疫不全が解消されるため、治療に反応するようになるのではないかと考えます。このことも糖質による特定の免疫不全の仮説を示唆します。

化膿性爪囲炎

深爪をすると皮膚に小さな傷が付きます。その傷口から細菌が入り込み細菌感染を起こすのが化膿性爪囲炎です。これも偶然病原性のある細菌が入り込んだことで起こる感染症だと考えられてきました。

多くの場合にはニキビ同様抗生物質が有効です。稀に抗生物質に反応しにくい化膿性爪囲炎に遭遇することがあります。抗生物質に反応しにくい場合、特定の免疫不全が病原菌に対応している可能性が考えられます。

細菌培養を行い病原菌を特定し、抗菌力のある抗生物質を投与してもなかなか改善しないことがあるのは病原菌に対する免疫不全が生じている可能性が考えられます。抗生物質で頑張って抑えようとしても免疫からの援護射撃がない(本来なら主力であるはずですが)ので治らない可能性があります。

事実糖質回避により長引く化膿性爪囲炎が改善しています。やはり一連の仮説が正しいことを示唆します。

長引く化膿性爪囲炎の患者さんには糖質回避を試してみる価値はあります。刺爪(深爪が皮膚に食い込む病態)の場合には、爪を適切に切る必要があります。

爪の周りが痛くても忙しくて受診出来ない方も、駄目元で糖質回避を試してみることをお勧めします。

糖質による特定の免疫不全が原因だと考えられる感染症

慢性感染症は糖質による特定の免疫不全に対する病原菌やウイルスによって生じている可能性が考えられます。抗生物質や抗ウイルス薬などの治療になかなか反応しない場合も特定の免疫不全が原因の可能性が考えられます。感受性のある抗生物質を投与しても改善しないのが、本来なら備わっているはずの免疫が働かなくなっている可能性があるのです。抗生物質は頑張っても援護射撃するはずの免疫が休んでいるので抗生物質が効きにくいかもしれません。

例えば治療に反応しにくい肺炎、もしかしたらヘリコバクターピロリ除菌後の再感染なども糖質による免疫不全が感染の原因なのかもしれません。繰り返す口唇ヘルペスも糖質による特定の免疫不全を起こしている人だけが繰り返し発症している可能性があります。

駄目元で糖質回避をしてみる価値はあると私は思います。

問題を見つける人と文句を言うだけの人の違い

機械に負けないために問題を見つける視点を持つことを、提案しています。一方文句ばかり言う人もいます。問題を見つける人と文句を言う人の違いは何でしょうか?

問題を見つけるのは解決策を探すことが目的です。解決策を探す視点で問題を見つけるのです。

一方文句を言うだけの人は、解決するのは自分以外の他人であって解決する気がないのです。むしろ問題が放置され、解決されていないことに対して文句を言うのです。文句を言う人は自分が中心です。自己中心的な考え方の持ち主なのかもしれません。文句を言うだけだとただの我が儘と区別がつきません。

文句を言うだけの人は、解決策を探すという視点がありません。だから好き勝手なことを言います。全員とは言いませんが、評論家やコメンテーターは解決策を示すことなく文句ばかり言うのと変わりません。文句の中には言いがかりに近いものもあるため、聞いても時間の無駄ということもよくあります。

解決策を求めると文句も減ると思いますし、解決策を探すようになると文句を言うだけだった人が問題を見つけることが出来るようになります。貴方のしているのは問題を見つけることですか?文句をつけているだけですか?

解決策を探すために問題を見つける視点を持つようにしましょう。

仕事の出来る人と出来ない人の違い

仕事の出来る人と出来ない人の違いを考えてみます。仕事が出来る人というのは、一般的には手際が良く処理能力の高い人のことです。その反対に仕事の出来ない人は手際が悪く処理能力の低い人のことです。生まれつき能力が違うと言ってしまえば元も子もないのですが、それは努力しようとしない人の言い訳でしかありません。誰にでも仕事が出来る人になるチャンスはあります。仕事が出来る・出来ない、その違いを考えてみることにしました。

  • 様々な物事の仕組みを知っている
  • 相手の立場に立って物事を考えることが出来る
  • 先のことを予測しあらゆることをあらかじめ考えている

様々な物事の仕組みを知っている

そもそも様々な物事の仕組みを知らなければ、物事を考えることが出来ません。例えば商品の発注の仕組みを知らなければ、スムーズな発注は出来ません。伝票一つとってみても、その伝票にどのような意味があるのか、また各項目にどのような意味があるのかを知らなければ、イレギュラーに対応出来ないからです。通常なら10で頼んでいたのに今回は100の発注となっている。同じ発注をしようとしているにも関わらず、10ケースと100本という単位の異なる書き方になってしまうこともあり得ます。その1ケースが10本ということを知っていれば、同じ発注かもしれないと気付くことが出来ます。また日頃の発注は10だと知っていることから急に発注が増えるのがおかしいと疑うことが出来ます。そのように物事の仕組みを深く理解していることで、通常とは異なる状態に気付くことが出来るのです。型を知っているから型を外れるとすぐにわかるようなものです。

物事の仕組みを知らなければ、改善・工夫も出来ないのです。例えば早くして欲しいと言われても物事の仕組みを知らなければ、どうしたら良いのかわからなくなります。物事の仕組みを知っていれば、早く出来るように大勢に影響ないことを削るのです。

仕事の出来る人になりたければ、例え仕事には直結しなくてもありとあらゆる様々な物事の仕組みを知っておくことです。何故なら知らなければ考えることが出来ないからです。

相手の立場に立って考える

相手の立場に立って考えるとは、相手の目で見て考えるということです。

仕事は必ず相手のあることです。同じ会社内の人が相手かもしれませんし、取引先の人が相手かもしれません。その相手の望んでいることを考えることが出来る人は仕事を円滑に進めることが出来ます。何故なら相手のためになる仕組みを前もって考えているからです。

相手の立場に立って物事を考えるのは、これまで考えたことのない人にとっては困難なことかもしれません。しかし営業マンをはじめとするサラリーマン全ての人が、本来なら身につけるべき考え方だと思います。相手にこれを買わせようではなく、これを買ってもらうと相手にとっても得ですよという考え方です。代金を支払ってもらってもお得になる仕組みを考えるのです。

究極に相手のことを考える考え方として、利益は企業の為ならず という諺を考えました。真意は利益を追い求めることは本当の意味で企業の為になりません。利益はお客さんのためにあるべきです。企業がお客さんのためになる活動をするための運営資金として利益はあるべきです。企業の理想の形はお客さんのために存在するという考え方が出来る人が、仕事が出来ると思われるようになります。

あらかじめ考える

仕事の出来る人は咄嗟に判断することが出来ます。咄嗟に判断出来る人と出来ない人の違いで書きましたが、あらゆることをあらかじめ考えておくことが違いとなってあらわれます。

前もって考えている人は考えていることと全く同じことであればすぐに判断出来ます。もし考えていることと違いがあっても、考えていたことを元に違いから考えることが出来ます。全く考えていない場合より、早く判断が出来ます。結果として仕事が出来ると判断されます。

前もって考えている時点で、仕事の出来る人は何らかの準備をしています。例えば、もし失敗したらどのように被害を最小限にするかをあらかじめ考えています。

仕事の出来る人かどうか見分けるために、状況が違った場合どのように対応するかを聞いてみると良いでしょう。仕事の出来る人であれば、想定してあらかじめ考えてあるので、すぐに対応策を教えてくれると思います。

別人の万引きで自殺 否定しなかったとされる理由

別人の万引きの濡れ衣で高校入試の推薦をしてもらえないことを悲観し中学3年生が自殺してしまったという悲しいことがありました。亡くなられた方の御冥福を心よりお祈りいたします。

タイトルにある亡くなられた生徒さんが否定しなかったとされる本当の理由は生徒さんにしかわかりません。わかりませんが、わかっていることからスーパー心理学で当時の心理を考えてみたいと思います。あくまでも推測であることをご了承ください。この文章の目的は同じようなことの再発防止です。教師を責めたい訳でもありませんし、責めたところで生徒さんが生き返る訳でもありません。再発防止をするために何が必要かを考えることです。

教師が嘘をついているか嘘をついていないかによって本質が全く異なります。自殺を病死と発表するという組織絡みの嘘が判明しているので、教師が自分自身を守るために嘘をついているかもしれないと考えるのは当然の流れです。生徒さんが亡くなられているので、本当のことは教師にしかわかりません。教師の嘘が無いものとして考えてみます。

記録には万引きの記載があり、教師は万引きが事実だと思い込んでいたのでは無いかと思います。進路指導を廊下で行ったという事実からも、事実の確認を行うだけのつもりだったのではないでしょうか?教師が万引きが事実だと思い込んでいれば、心当たりが無いと生徒さんが言っても言い訳をしているとして聞く耳を持たなかったことが考えられます。生徒さんは真面目で優秀だったと報道されています。そもそも生徒さんに全く心当たりが無ければ返事に困ったことでしょう。記録にあると言われ、やっていないことの証明が出来ず途方に暮れてしまったのではないでしょうか?報道では万引きが間違いだと知った上で考えています。だから何で確認しなかった?と思ってしまいます。しかし当事者達は間違いがあることを知らなかったのです。
先生はともかく、生徒さんはどうしたら良いかわからなくなったのではないでしょうか?そして家庭で人の物を盗ることは絶対にしてはいけないと教えられて育っていれば、先生には信じてもらえなかったから親御さんにも信じてもらえなかったらどうしようと考え込んでしまって親御さんにも言い出せなかったのかもしれません。

たとえ話に置き換えてみます。
何か行動をしようとしたら前科があるから無理ですよと言われたとします。あくまでも例え話なので現実に前科があると出来ないことが思い浮かびませんが、そのように他人から指摘されたと考えてみてください。前科が無いことを証明するのは非常に困難です。少なくともネットには書いてあるから仕方ないと言われたらどのようにすれば良いのでしょうか?。もし同姓同名だと言ったとしても信じてもらえなかったら途方に暮れるのではないでしょうか?もしくは誤認逮捕がネットで記事になり、後日間違いだったと分かったとしてもその記事だけが残っていたとしたらどうでしょうか?記事が削除されていなければネット上では犯罪者のままではないでしょうか?
無実にも関わらずネットに情報があることを指摘され、就職など行動が制限されてしまうことを想像してみてください。
同姓同名であれば、年齢や住所など自分とは異なることから無実の証明は出来るかもしれませんが、誤認逮捕だったとしたら無実証明書など発行してくれる訳ではないのでネットの記事が消えなければ非常につらい立場になることが考えられます。

やってしまったことの証明は比較的簡単ですが、やっていない証明は非常に困難なのではないでしょうか?それを教師から求められ、記録があるからと聞く耳を持ってもらえなければ中学3年生がどうして良いかわからなくなっても仕方がなかったと思います。

現時点で万引きが間違っていることがわかって見ていますが、当時は間違っていることを教師自身も疑っていない状況を想像してみてください。

あくまでも想像ですが、ありえるやりとりを想定しみました。
教師は万引きをしたと思い込んでいて、万引きしたのに推薦なんて受けられる訳がないと思っています。ずうずうしいと思っています。あくまでも想像ですが、記録にあるのだからわざわざ確認する必要はないだろうと考え、面倒くさいとも思っているかもしれません。
生徒に確認するために聞くのですが、廊下で推薦出来ないことを伝えます。
当然生徒さんは何故ですか?と質問があります。
当然わかっていると思っていますから、『3年生の時じゃないよ。1年生の時に問題行動をしたでしょう?』と言う具合に具体的に『万引き』という言葉は使わなかった可能性が考えられます。教師は記録にあるので間違いないと思っていますので、わざわざ『万引き』という言葉を使わなかった可能性が考えられます。『問題行動』と言い換えたために、ガラスを割ってしまったとか思い当たったところがあったのかもしれません。それで曖昧な返事になったのではないでしょうか?

最終的には親に言うという話になったので、途中ではっきりと『万引き』という言葉が使われたと思いますが、最初に曖昧な返事をしている時点で嘘をついていると思い込んだ可能性が考えられます。後から『万引きなんてしていません』と一生懸命訴えたとしても、一度認めたと思い込んでいるため聞く耳を持たなかったのではないでしょうか?

以上教師の話が全て本当だったと仮定して心理を考えてみました。
教師の話に嘘があれば、全ての前提が崩れます。
自殺から発表までの3ヶ月かけて作った嘘のストーリーではないことを祈るばかりです。

死んでしまった命は元に戻りません。
二度と戻らない命を無駄にしないために唯一出来ることは再発防止です。
そのためには嘘偽りのない真実から解決策を探すことです。
生徒さんが亡くなってしまった後も嘘で辱めることがないことを祈っています。

前回も書いていますが、公務員を見張る仕組みを作るべきだと思います。
まずは子供達の命を守るために、教師を見張る仕組みから作ってはいかがでしょうか?

電話勧誘販売・路上販売・訪問販売の目的

電話勧誘販売や路上販売、訪問販売など話をすることで商品を販売しようとする商法があります。
良い物なら自然に売れるはずです。
インターネットのホームページに情報を掲載していれば売れていく時代です。
会社の規模が小さく配送の手配が難しくても、代理してくれる業者がいくつかあります。
それでも電話での勧誘や路上勧誘、訪問販売など営業マンが話をすることで商品を売るには理由があります。

一言で言えば衝動買いの心理を活用した販売方法であるということです。言葉巧みに相手を欲しい気持ちにさせることが目的です。営業マンと話をしていたら、つい買いたくなっていつの間にか買うことになってしまうのは、この心理を使われてしまうからです。
これだけインターネットが広まった今では、欲しい物は自分でネット検索して買う人が多いでしょう。すぐに買うかどうかは別にしてどのような種類、どのようなレパートリーがあるのかを知るだけでも楽しいものです。様々な情報を好きな時に見ることが出来るのがインターネットの特徴です。そして必要な物を必要な人が買えば良いというスタンスなので、自然体の販売です。
一報電話勧誘販売・路上販売・訪問販売などは少なくとも販売員の人件費分余分な経費がかかっています。その分割高になるはずです。割高になった分話術で欲しい気持ちにさせて販売するのが電話勧誘販売や路上販売、訪問販売などの販売方法です。

この欲しい気持ちにさせるのが販売員の腕の見せ所ですが、そもそも必要なものであればネット検索するはずです。それほど必要はないものであるという前提が成り立ちます。確かに画期的で良いものなのかもしれませんが、そのことを教えてもらってネット検索して似たようなものを探して納得出来れば買うのが正解です。

販売員の目的は物を売ることです。
相手の都合は関係ありません。
話の内容に少しでも興味を示せば延々話をしてきます。そしてその内容は買うように説得する説得マンでしかないのです。
欲しいという衝動買いの心理を巧みに活用して説得してきます。
そして割引は今だけとか、すぐに売り切れるなど決断を迫るように仕向けます。

これらの販売方法に気づいている国は、クーリングオフという制度を設けています。
正に衝動買いを取り消せる法律です。

対策

一番の対策は話をしないことです。
私は説得マンから物を買うつもりが全くないので、お互いの時間を無駄にしないために一切話をしません。
突然訪問する営業マンにはパンフレットと名刺だけ置いて帰ってもらいます。
電話で訪問予約をされる場合もごく希にありますが、訪問の目的を聞いて受けるか受けないかを見極めます。まず受けることはありません。

言葉巧みに他の医師を装って電話口に出させようとする電話販売員もいますが、嘘をついてまで電話する時点で信用が出来る訳がありません。商品にも嘘がある可能性が高いからです。全てシャットアウトします。
どうしても医師を装う場合には、連絡先を聞いてこちらから電話するように伝えます。素直に応じれば電話してみますが、とにかく繋ぐよう求めると怪しいので電話を切るようにしています。

投資用のマンションの勧誘の電話などがよくありましたが、本当に良い投資をわざわざ人に教えるわけがありません。良い投資であっても人に教えた時点で利益が拡散してしまうからです。
ということは投資が目的ではなく販売が目的です。
投資が釣り餌で販売が目的ということです。
本当にマンションで投資をするのであれば中古のマンションの方が利回りが良いので、新築のマンションを勧めることに合理性はありません。

今電話勧誘販売、路上販売、訪問販売などの営業をされている人は、今はまだ仕事があっても、もうじき仕事がなくなると思います。
営業の説明を聞いた時点でネット検索して、最終的に買うのはネットという時代がやってきます。
早い段階での転職を考える方がよいと私は思います。

機械に負けないために問題を見つける視点を持つ

機械がどんどん進化しています。
工場では機械化が当たり前のように進んでいます。
今工場で機械化されていないのは、機械化が困難か機械化の方がコストがかかるからです。
かつて産業革命により機械に仕事を奪われることを恐れた手工業者、労働者による機械を破壊するラッダイト運動という運動が起りました。
当時は機械が大型で数が少なかったことに加え、1台で数百人・数千人分もの仕事を奪ったため標的とされました。

しかし今では機械がどんな仕事を奪っているのかさえわからないくらい、様々な分野に機械が進出しています。かつては手作業の代わりを機械が行うようになっていました。今では頭を使うことでさえも次々機械化されつつあります。つまりブルーカラーの仕事が機械に奪われる時代から、ホワイトカラーの仕事が機械に奪われる時代になりつつあります。コンピュータの性能がきわめて向上し、人工知能という優秀な機械が生まれつつあります。既に検索機能においては人間をしのぐ能力を発揮しているようです。機械は単純作業が非常に得意です。文句も言わず繰り返し、基本的にミスもありません。万が一ミスがあったとしても確認しなおすことを得意としています。ホワイトカラーの仕事の本質を抽出することで、単純作業として機械がこなしてしまうのです。

例えば伝票の整理などは人間にしか出来ない作業だとされていましたが、仕分けの仕方さえ単純化して機械に教えてしまえば簡単にこなしてしまいます。このような点から会社の経理という仕事は将来なくなると考えられます。少なくとも今の経理に必要な人数がこの先も必要だと考える人は少ないと思います。
他にもコンピュータが代わりに仕事をしてしまいます。営業マンも激減してしまうと思います。何故なら本当に必要なものはネットで簡単に手に入る時代です。わざわざ会社が営業マンの人件費をかけてまで売りたい物が、欲しい人はそれほど多くはないと思います。同じ物がネットで安く手に入るからです。ネットでは売っていない良い物を売り出したとしても、必ず他の業者がネットで営業マンの人件費を差し引いた値段で売り出してくると思います。つまり営業マンから説明を受けても買うのはネットという時代が近いうちにやってきます。

今のところ将来にわたって安泰な企業や仕事が何かはわかりません。
そしてどのような知識を身につけると生きていけるのかもわかりません。
機械がこれほど進歩した時代を人類が経験したことがないのですから当たり前といえば当たり前です。誰にもわからないのです。
そのような中で機械に代わりが出来そうにない能力がタイトルに書いた『問題を見つける視点』を持つことです。問題を解決する能力は恐らく人工知能の方が優秀だと思います。今はまだ問題を解決する能力に関しては人間の方が優秀だと思いますが、近いうちに人工知能の方が広い視野で考えることが出来るようになるので人工知能に負けてしまう時代がくるのではないかと思います。だからこそ人間にしか出来ない『問題を見つける視点』を身につけることです。問題を見つけないと解決策も見つけることができません。問題を解決することが仕事になっていくのだと思います。人が見つけた問題は機械が解決してしまいます。自分で『問題を見つける視点』を持つことだけが、人工知能の性能が上がっても機械に仕事を奪われず生き抜くことが出来る方法だと私は思います。

問題を見つける視点

見つける問題は何でも構いません。
それこそ不満でも良いのです。
ただし不満を抱くだけで終わらせては知恵は養えません。
抱いた不満から問題の本質を見つけた上でどのようにすればその問題が解決出来るかを考えるのです。絶えず思考実験を行うようなイメージです。
すぐに答えは見つからないと思います。かといって考えることが無駄になる訳ではありません。答えがない問題の解決策を考えることが知性です。
自分だけで解決出来るのであれば、不満を解消すれば良いのです。

例えば地方ではテレビ局が少ないという不満を抱いたとします。
解決策はいくつかあります。
テレビ局の多い都会に引っ越すのも一つでしょう。
BSやCS放送を受信出来るようにするのも一つでしょう。
それぞれの費用を考えて、費用を払ってでもテレビを見るかどうか解決策を考えるようにするのです。

本当に何でも構いません。
問題を見つけ、解決策を探す思考実験をすることが一番の目的です。
思考実験を繰り返すうちに新たな問題に気づくことが出来るようになります。
見つけた問題について、人に意見を聞くのも自分の身になります。

機械に負けないために『問題を見つける視点』を持つようにしましょう。

不倫が忌み嫌われる理由

不倫が忌み嫌われるのは理由があります。その理由とは人類が長年かけて培った一夫一婦制を脅かすからです。
人類の歴史からみると人類が一夫一婦制を採用していることには合理的な理由があります。人類全体で考えると、最も争いが少なく安全に子孫を残す可能性の高い一夫一婦制が広まりました。特殊な環境で生きる一部の民族や宗教では一夫多妻制や希な例では一妻多夫制で成り立っていますが、一般的には一夫一婦制です。

一夫多妻制が優れているのは、無駄な争いを避けることの出来ることです。倫理観という概念が無かった昔、パートナーを奪いに来たものに対してペアで対処するからです。社会制度が成り立つ以前には、力尽くで奪い合う世界でした。力が全ての時代にもペアで対処することで、力尽くで奪いにきた略奪者に2対1で対応していたのです。現代に置き換えるとペアが常に共に行動していた時代には結婚という制度は必要ありませんでしたが、社会が複雑になったためペアが離れて生活した際にも奪い合うことがないために結婚という制度が出来ました。

人類は他の動物と比較して非常に未熟な状態で生まれます。今の赤ちゃん以上にお母さんの胎内で育ってしまうと頭が骨盤につかえて出られなくなるため、未熟な状態で生まれます。
首もすわっていない未熟な状態で生まれるため他の動物に比較して非常に手がかかります。その間の食糧確保が困難なため夫婦で子育てと食料集めというように役割分担を行うように進化してきたのです。

不倫が忌み嫌われるのは、無駄な争いを避ける目的で成り立っている一夫一婦制を脅かす行動だからです。無駄な争いを生み出すので不倫が忌み嫌われるのです。
みんなが守るルールを逸脱するので忌み嫌われる側面もあるのでしょう。
一時の快楽に対して自己抑制出来ないという面で不倫はお猿さん時代の先祖返りなのかもしれません。

もしかしたら不倫を批難する人達の心理のうちに、不倫が羨ましいと考える心理から生まれる、妬みも潜んでいるのかもしれません。

いずれにしても芸能人が不倫をしたとしても一般人には関係のないことです。
テレビでわざわざ取り上げてまで騒ぐような事ではないと思います。

ただこれだけ話題になってしまったのは、記者会見自体に嘘があったからだと思います。
間違った行動をしてしまってすいません。
という会見だったらここまでの騒ぎにはならなかったと思います。

糖質制限をすると胃袋が小さくなる理由

糖質制限(私の主張する糖質回避)をしていると胃袋が小さくなるという不思議な感覚を感じます。その理由を解説します。

実際に胃袋が小さくなる訳ではありません。小さくなったように錯覚を起こすのです。

そもそも糖質依存によって本来の胃袋の大きさをこえて食べ過ぎていたのです。糖質制限によって糖質依存から抜け出すことが出来たので、糖質依存によって過剰摂取していた分が無くなっただけのことです。その証拠に余りお腹も空かなくなります。強烈にお腹が空くこと自体が糖質依存の禁断症状だからです。糖質依存から抜け出せば強烈にお腹が空くこともなくなります。空腹を我慢していると余りお腹が空かなくなるのが、禁断症状である証拠です。禁断症状でないならば、尿意や便意のように排尿・排便しない限り次第に強まり続けるはずです。しかし強い空腹感はピークをこえる感覚を味わいます。

糖質を食べなくなって胃袋が小さくなったと感じる胃袋の大きさが本来の適切な大きさです。身体の調子が悪くなって食べられなくなる訳ではありません。糖質依存という異常な状態が解消され、正常な状態に戻っただけです。

糖質依存による過剰摂取

肥満の原因は糖質依存による糖質の過剰摂取です。人は余りにも当たり前に糖質を主食として食べているので、糖質依存の自覚がないことがほとんどです。そのため本来の胃袋の大きさを知ることなく育って今に至っているのです。太っているのであれば何割か過剰摂取していることがわかります。その過剰摂取分が無くなるため、胃袋が小さくなる感覚を感じますし、当然のごとく痩せるのです。ただそれだけのことです。

いわば糖質に騙されて食べ過ぎているのが当たり前になってしまっているのです。その異常な状態から抜け出すことが出来るのが、糖質回避という考え方です。食べ過ぎて太っているので食べ過ぎをやめれば痩せていきます。糖質の食べ過ぎであって食べ物の食べ過ぎではないので、タンパク質・脂質だけを食べるようにすればお腹いっぱい食べていても痩せていきます。糖質による騙しが無くなるからです。

動物がイジメをする理由

動物はイジメをするのはご存知でしょうか?

例えば鳥は弱い鳥を選んで攻撃します。目的は二つです。同じ餌を食べるライバルを減らすため。他の動物に襲われた際に自分より逃げ遅れる動物がいれば自分の生き残る可能性が高まることです。

つまり動物は自分の生存確率を高めるために自分よりも弱い個体を攻撃するのです。しかし殺すことはありません。何故なら共に行動し、いざという時に生贄となってもらうために殺しはしないのです。殺しても得はしないので殺さないのです。動物は無駄な殺しはしません。

悲しいことではありますが、動物同士のイジメは自然界を生き抜く知恵なのかもしれません。一番弱いものが生贄になる方が、強いものが食べられる危険性を避けることが出来る合理的な考えなのかもしれません。

この理屈が正しければ、生存競争が激しければ激しい程、天敵が多ければ多い程成り立ちそうです。この理屈の検証はまだ探してはいません。

逆に考えれば天敵のいない人間には当てはまらないはざです。人間には知恵があるのですから生き残るために他人をイジメる必要は無いはずです。しかし人間にもイジメがあるのは事実です。他の動物とはイジメの仕組みが違うのでしょうか?そのことについては改めて書きたいと思います。

賢さとズル賢さの違い

賢さとズル賢さの違いを考えてみました。知恵を使う目的の違いです。人のためになるか人を傷付けるかの違いです。

賢さとは?

賢さとは人が幸せになる知恵を持っていることを示します。誰も傷付けることなく、みんなが得をする仕組みを考えることが出来るのが賢さです。

人類の歴史は賢さの積み重ねによって成り立っています。多くの先人の知恵のおかげで人類の今の生活が実現しています。

人間は食べるもの一つとっても生まれつき決められているものはありません。何も決められていないからこそ何でも食べることが出来るのです。例えばカブトムシなら樹液ですし、ミツバチなら花の蜜です。誰に教えられた訳でもなく、食べるものが決まっています。人間は地球上の生き物の中で生まれつき食べるものが決まっていない数少ない動物です。何でも食べることが出来ることを意味しますが、知恵が無ければ毒のある食べ物により命を落とします。人間は先人の知恵により食べ物を確保してきました。農耕・牧畜という食料を増やす賢さにより人類は繁栄しています。更なる賢さを発揮出来るように、仕組みを考える時期にきていると私は思います。

他の生物を人間が利用することで人間は快適な生活を得ています。他の生物からみれば人間ほどズル賢い生物はいないということになるのかもしれません。

ズル賢さとは?

ズル賢さとは自らの利益のために知恵を使うことです。自らの利益のために他人を傷付ける賢さのことがズル賢さだと思います。他人のことはお構いなしで相手を傷付けてでも自分が得をする知恵を使うことをズル賢さと言います。

ズル賢さは知恵を元に自らの利益のために行動することです。多くの企業は知恵を使って利益を得ているのでズル賢さを使っていると思われるようなところもあるのは事実です。ある程度のズル賢さは許容されるのですが、人に仕組みを知られたくないと思う程のズル賢さは使わない方が良いと思います。

例えばスーパーのチラシは安いものを広告に載せて来店を促し、利幅の大きい他の商品も買ってもらうことが目的です。視点によってはズル賢さと考える見方もありますが、世間一般で受け入れられる程度の許容範囲です。ズル賢さではなく賢さの範疇だと受け入れられると思います。

明らかなズル賢さとは詐欺師など犯罪を仕掛けることです。詐欺師は人を騙してお金を得ようとします。当然人は騙されないように気をつけますが、その仕組みをかいくぐるような知恵を使うのです。自らの利益のために相手の財産を奪うのですからこれ以上のズル賢さは無いと思います。

ズル賢さは賢さとは方向の異なる頭の使い方をするようです。仕組みの不備をつくことで楽に得をしようとします。ズル賢さを前に嫌な思いをしたくなければ、仕組みの隙を無くす努力をあらかじめしておくことだと思います。

どこにでもズル賢い人はいるものです。嫌な思いをしなくて済むようにあらかじめズル賢さを発揮する隙を無くす努力をしておきましょう。

ちなみに子供の場合、他人のズル賢さを見てその他人が得をしていると思うと自分もズル賢さを身につけようとしてしまいます。子供がズル賢さを発揮しようとしても損する仕組みを周りの大人が考えてあげるようにしましょう。